こんにちは~
前回の「真鍮×内銀-土目リングができ上がるまで」の中で
途中、撮影を忘れて撮れなかった部分もありまして…
※今回も忘れた部分あり※
本当に細かい所なんですけども。
ブログは小人塾の皆さんにも参考になれればと思いながら書いております。
なので、お客様より制作過程の公開OKを頂いて参りました!
というこっちゃで第2弾は純銀製のペアリングができ上がるまでをご紹介させて頂きます。
それでは、制作スタート🙋
※画像は全てタップすると拡大できます※
純銀の板を2枚。
いつものごとく、1本を2分割にします。
(ペアだから)
火を入れて急冷すると組織が壊れて軟らかくなります。
(真鍮も同じですが、鉄は逆です)
楕円状に曲げます。
そんで、これだけだと段がズレてたり、隙間があったりして接合面が甘いので…
切れ目にノコ刃を入れてからロー付け(溶接)に備えます。
この過程を「すり合わせ」と呼びます。
これをやっとかないと、後々に響いて来ちゃいます。
※前回撮り忘れた工程※
無事にロー付けが終わりました。
この姿のままだと、何者なのか不明なので…
芯金棒に入れて木槌で360°カンカンと叩きます。
そうすると歪みがない真円に。
んで、火を入れると酸化してビジュアルがアレになるので、洗浄液に浸けて洗います。
実は今回も、この少し前段階の写真を撮り忘れました。
何でもすぐ忘れる。
洗浄後➡酸化膜を取る⬅ココで真っ白から銀色になる大変身を見せたかったのですが…。
角を削る⬅今ココです。
前回と同様、違和感を削っていきます。
丸っこい最高な状態になりました。
そして、ココも前回撮り忘れました、超重要な工程。
内側の指にあたる角を少し落として、装着した時に痛くないようにします。
小人塾の皆様、コレ、絶対にやんなきゃダメです。
これをサボったらリングじゃないです。
バングルも同じです。
これをサボったらバ…⬅しつこい。
この工程を「指なじみ」と呼びます。
こっからは大きな傷を小さな傷で消して行き、下磨きが完了。
ここでいよいよ、みんな大好き「土目」を入れていきます。
無事に入りました。
ちなみに、土目の正式名称は「鎚目」です。
※金槌の「鎚」
小人工房の鎚目は表面がザラッとしてるので「土目」と名付けました。
※読み方は同じ※
こっから、ひたすら鬼研磨をしていきます。
こんな感じで、全ての鬼研磨が終了しました。
あまりに反射するので、なかなか銀色に写らんのです。
最後に「お客様ご希望の文字」+「品位の刻印」+「制作年度・サイン」を彫ってから
微細な傷を付けて例の味だしを施します。
「純銀製-土目・6mm ペアリング」
の完成でございます。
このザラッとしたテクスチャーが たまらなく好きで
仕上がった土目を何度見ても飽きる事がないです。
最後は藍染めの古布+桐箱に納めて発送します。
アンティークビーズと同様に藍染めの古布は僕の好きなコレクションでして
特に何度も染めを重ねた深い藍色は 格別ですね。
そんで、真鍮&純銀とも相性バッチリなので
この「あぁ~良い色ですな~」って感覚をお客様と共有したくて少しずつ切って使ってます。
と、こんな感じの工程を得まして、日本各地へ送らせて頂いております。
ご協力を頂きましたN様、この度は誠にありがとうございました✨
※お客様 装着例※
太陽&月マークを刻印する事も可能です。
【今回ご紹介したリングはコチラからご注文可能です】⬇
http://kbtkoubou28.cart.fc2.com/ca12/49/p3-r-s/
あ、それからですね
「店舗はどこにありますか?直接お伺いしたいです」
と、時々嬉しいお言葉を頂くんですが、小人工房はオンライン専門店となっております。
なので、ご購入はwebからのみで全て発送となりますのでご理解頂けますと幸いです。
てな感じで、本日は以上でした🙋
【ご注文先】
〔オンラインショップ〕
https://kobitokoubou.handcrafted.jp
〔オンラインショップ- アプリ〕
https://gsfr3.app.goo.gl/oDSbkp
〔Instagram〕過去作品が満載です
http://instagram.com/kobitokoubou
〔YOUTUBE〕たまに動画で説明します
https://www.youtube.com/channel/UCqx1PEIzib13fZ1He8SeF8w
【お問い合わせ先】
kobitokoubou@gmail.com
前回の「真鍮×内銀-土目リングができ上がるまで」の中で
途中、撮影を忘れて撮れなかった部分もありまして…
※今回も忘れた部分あり※
本当に細かい所なんですけども。
ブログは小人塾の皆さんにも参考になれればと思いながら書いております。
なので、お客様より制作過程の公開OKを頂いて参りました!
というこっちゃで第2弾は純銀製のペアリングができ上がるまでをご紹介させて頂きます。
それでは、制作スタート🙋
※画像は全てタップすると拡大できます※
純銀の板を2枚。
いつものごとく、1本を2分割にします。
(ペアだから)
火を入れて急冷すると組織が壊れて軟らかくなります。
(真鍮も同じですが、鉄は逆です)
楕円状に曲げます。
そんで、これだけだと段がズレてたり、隙間があったりして接合面が甘いので…
切れ目にノコ刃を入れてからロー付け(溶接)に備えます。
この過程を「すり合わせ」と呼びます。
これをやっとかないと、後々に響いて来ちゃいます。
※前回撮り忘れた工程※
無事にロー付けが終わりました。
この姿のままだと、何者なのか不明なので…
芯金棒に入れて木槌で360°カンカンと叩きます。
そうすると歪みがない真円に。
んで、火を入れると酸化してビジュアルがアレになるので、洗浄液に浸けて洗います。
実は今回も、この少し前段階の写真を撮り忘れました。
何でもすぐ忘れる。
洗浄後➡酸化膜を取る⬅ココで真っ白から銀色になる大変身を見せたかったのですが…。
角を削る⬅今ココです。
前回と同様、違和感を削っていきます。
丸っこい最高な状態になりました。
そして、ココも前回撮り忘れました、超重要な工程。
内側の指にあたる角を少し落として、装着した時に痛くないようにします。
小人塾の皆様、コレ、絶対にやんなきゃダメです。
これをサボったらリングじゃないです。
バングルも同じです。
これをサボったらバ…⬅しつこい。
この工程を「指なじみ」と呼びます。
こっからは大きな傷を小さな傷で消して行き、下磨きが完了。
ここでいよいよ、みんな大好き「土目」を入れていきます。
無事に入りました。
ちなみに、土目の正式名称は「鎚目」です。
※金槌の「鎚」
小人工房の鎚目は表面がザラッとしてるので「土目」と名付けました。
※読み方は同じ※
こっから、ひたすら鬼研磨をしていきます。
こんな感じで、全ての鬼研磨が終了しました。
あまりに反射するので、なかなか銀色に写らんのです。
最後に「お客様ご希望の文字」+「品位の刻印」+「制作年度・サイン」を彫ってから
微細な傷を付けて例の味だしを施します。
「純銀製-土目・6mm ペアリング」
の完成でございます。
このザラッとしたテクスチャーが たまらなく好きで
仕上がった土目を何度見ても飽きる事がないです。
最後は藍染めの古布+桐箱に納めて発送します。
アンティークビーズと同様に藍染めの古布は僕の好きなコレクションでして
特に何度も染めを重ねた深い藍色は 格別ですね。
そんで、真鍮&純銀とも相性バッチリなので
この「あぁ~良い色ですな~」って感覚をお客様と共有したくて少しずつ切って使ってます。
と、こんな感じの工程を得まして、日本各地へ送らせて頂いております。
ご協力を頂きましたN様、この度は誠にありがとうございました✨
※お客様 装着例※
太陽&月マークを刻印する事も可能です。
【今回ご紹介したリングはコチラからご注文可能です】⬇
http://kbtkoubou28.cart.fc2.com/ca12/49/p3-r-s/
あ、それからですね
「店舗はどこにありますか?直接お伺いしたいです」
と、時々嬉しいお言葉を頂くんですが、小人工房はオンライン専門店となっております。
なので、ご購入はwebからのみで全て発送となりますのでご理解頂けますと幸いです。
てな感じで、本日は以上でした🙋
【ご注文先】
〔オンラインショップ〕
https://kobitokoubou.handcrafted.jp
〔オンラインショップ- アプリ〕
https://gsfr3.app.goo.gl/oDSbkp
〔Instagram〕過去作品が満載です
http://instagram.com/kobitokoubou
〔YOUTUBE〕たまに動画で説明します
https://www.youtube.com/channel/UCqx1PEIzib13fZ1He8SeF8w
【お問い合わせ先】
kobitokoubou@gmail.com
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